株式会社正英製作所は、「燃焼技術」と「熱利用技術」を柱にした、“モノづくり”のためのモノづくりで、歴史を築き上げてきました。戦後、何もないところから“知恵”を頼りに、発展を続けてきた日本。その力は、復興だけでなく、世界を席巻するまでに至りました。私たちはその過程で、製造業を支えることで、深くそして幅広い高度な技術を培ってまいりました。

私たちの技術領域が「燃焼技術」や「熱利用技術」だけにとどまらないのは、専業という概念にとらわれず、クライアントの要望に応えるために、コア技術の応用や積極的に新しい技術との複合や融合を繰り返してきたからです。しかも、自動車・食品・機械など、業界を問わず、挑戦し続けることで、多様化するニーズに応えてきたことも、その要因の一つだといえます。

もちろん、努力は技術面だけではありません。1994年からは、製造の拠点を日本だけでなく、中国、タイ、インドに拡大し、スピーディかつダイナミックに対応できる組織づくりにも注力しています。狙いは、日本のメーカーが海外に製造拠点を設ける前に、各国の文化の理解、現地の人材確保・育成、ブレーンやパートナーの開拓のためです。世界のSHOEIになるべく、その礎を構築してまいりました。

現在、資源・エネルギー・環境問題は、地球規模のテーマとして、身近な課題になり、「正英グループ」としても、この問題を克服すべく、技術とノウハウを注ぎ込んでおります。 私たちは、さらに新しい切り口と創造力で、世界のモノづくりを支え、豊かな暮らしを創造してまいります。